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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第27章 戸惑い


「わ、わかり……ました……ここに、います…」
「そうか……ありがとう……」
「いえ……」

私はそう口にし、そっと博臣先輩の手に手を重ねた。

(こんな博臣先輩は初めて見る……)

これはきっと……

いや、絶対に……

博臣先輩が風邪を引いていて弱ってるからなんだ……

風邪で弱ってるから普段と違うんだ……

そうじゃなきゃ……

博臣先輩がこんな表情をするはずがないんだ……。



こんな……


こんな……


優しげな表情や寂しげな表情なんて……


するはずがないーー……。


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