第181章 〜後日談〜特別なハジメテ〜※R18
弾けたような快楽にガクガクと膝が震え、止まらなくなった涙は目尻から流れっぱなしに。
気を失いかける中。
「ちょっとだけ、我慢して」
そう言った後、家康は……
「あっっ、ああ、ッん!あっ、ッあ、あぁぁ……ッ!」
今までにないぐらい、
激しく腰を打ちはじめ……
ギシッギシッギシッ……!
スプリングも私も壊れそうなぐらい、大きく弾む。
きっと、シーツは私の涙と愛液でいっぱい濡れて……
そこに家康の汗も滴り落ちた。
「ひまり……っ」
「ん、んっ…んんっ…!ふ……はぁっ…んんッ!」
激しいキスが受け止めながら、大きく脈を打つ家康の熱い塊も受け止めて……
「あぁ!…こ、われちゃ…ああぁぁあああッ!!」
もう意識を保ってるのも、限界に。グッ!と腰を掴まれても気づかないぐらい。
「…く、っ…!も、う…ハァッ…限界…」
壊れかかっていた。
いつの間にか、
外は真っ暗になっていて……
「はぁ…っ…はっ…」
「ごめん。無理させ過ぎた」
家康は私の体をシーツに包み、
そっと起こしてくれる。
涙でへばりついた髪を払い、
前髪をかき上げると、自分のおでこをそこにぶつけた。
目の前には申し訳なさそうに、眉を下げた家康。
「ばか……」
そう弱々しく呟くと。
「好き過ぎて歯止めが、効かなかった」
甘い言い訳。
ぎゅっと抱きしめられて、
掠めるようにキスをされて……
(ずるいよ……)
私は何も言えなくなる。
絶対、確信犯。
でも……
「私も…家康が大好きだから。いっぱい愛して貰えて、幸せだよ?」
ちょっと、痛かったけど。
嘘は一つもない、甘いお返し。
すると…
家康は目を
これでもかって…ぐらいに、開いて。
「ばーか///」
目元を赤らめた。