第126章 『星屑の夜景screen』※R18
会えなかった時間。
離れていた時間。
大切だけど。
でも、やっぱり……
一緒にいれる時間が一番幸せ。
家康はぐったり倒れこむ私に、
「ひまりの求愛。欲しくて堪らないから」
愛の言葉?を囁いて、優しいキスを落とすと私の身体を気遣うように、ブランケットを掛けてくれる。
すっかり、夜景なんかそっちのけで。
私達は暫くの間、車の天井とお互いの横顔ばっかり見て。
「来年の小樽の旅行。楽しみにしてるね」
「わかってる。政宗にバイト日数、増やして貰う」
私も一緒にしたい!って言ったら絶対だめって言われるし。
何で?って、聞いても絶対教えてくれないけど……。
「ほんと、いい加減自覚して。客に愛想振りまくとか、絶対許さない」
今だに接客業のバイト禁止令は、解除してくれないけど。
家康が車の合宿に行っている間、こっそりバイトしてたのバレたら、どんなお仕置きされるか想像しただけで……
ちょっとドキドキ……するかも。
「何?一人でニヤケてんの」
「内緒♡」
「へぇ……俺に隠し事するわけ?」
「え!?……きやぁ!///何で、服脱がそうとするの!!///」
ひまりが意地悪されるの
好きだから……?
星屑の夜景screen〜完〜