第108章 『貴方は私のbodyguard???』後編
そして迎えた最終日。
今夜こそ、可愛さ増量中のひまりを!!
そう意気込み。
インタホンを鳴らした。
ガチャ!!
「遅かったな」
「先輩。今日は帰って頂けませんか?」
「はい!徳川!ざんねーん」
最悪。
「今日、部活で家康がボディガードしてくれてるの話したら、皆んなも来てくれて!!」
俺の目が充血してるのに気づいたひまり。睡眠削ってまで、ボディガードをして貰うのが申し訳ないと思ったらしく……
「分担制なら、お前の負担が減らせるだろ?」
政宗はあくまでも善意とか、言うし。
「二日も独り占めしたんですから、今夜はゆっくりご自宅で休まれたらどうですか?」
三成は胡散臭い笑みで、中に入ろうとする俺を阻止してくる。
「最終日が一番、危険が高いからね〜?」
小春川は、ひまりに引っ付いて意味有りげな視線を向けた。
「ふふっ。今夜も宜しくね?」
bodyguardさん?
貴方は私のbodyguard???(完)