第100章 夏の大三角(9)
え!///裸!///
「きゃぁ///何でタオル巻いてないの!」
「「もぐっ……ん(あ!)!」」
バッ!と咄嗟に両手で顔を隠す。
早く!タオル羽織って!
って必死にお願いするのに……
「ゴックン。……何、照れてんの?」
右から家康の声がしたと思ったら、
ペロッ。
生暖かい感触が、
耳朶から伝わって……
「ゴクリ。……こっちも美味しそうですね」
左からは三成くんの声がして、
カリッ。
甘い痺れが、
耳ふちに走って……
両隣から
「三成。触るなよ」
「先輩こそ、触らないで下さい」
「お願いだから、離れて!///」
もう何されているか見えない分、
余計に敏感に身体が反応して。
上に着ていたTシャツの隙間から、
冷んやりとしたモノが……
「もう!意地悪しないでーーっ!///」
私の絶叫が広間に響いた。