• テキストサイズ

イケメン戦国〜天邪鬼と学園生活〜

第282章 あなたに何度でも(2)




さぁっ……さぁっ……
冷たい風が頬に当たる。



「家康様ではありませんかっ!?」

「……こんな所で。風邪でも引きたいのかこの馬鹿は。……御殿に連れて行け」

「しかし……変わった身なりをなされている」

「話は目覚めてから聞く。あと半月もすれば儀式だというのに……面倒な奴だ」



浮遊感を感じた体。


この声、聞き覚えが…………。



♩♩♬…………



「何だこれは……」

「珍しい物ですね。異国の物でしょうか?」



雨音に混じって奏でられた、
オルゴールの音。



それが途切れた。






/ 1793ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp