第188章 〜後日談〜Halloweenイタズラ〜姫主様×家康様
すると、家康の喉がゴクッと鳴るのが聞こえて……スッと目の前から消えたかと思えば、
「ンンッーッ!!」
吸い上げられて、甘噛みされ、敏感になった先端は恥ずかしい程、立ち上がる。息つく間もなく、快感を一気に与えられてぴくんぴくん跳ねる私に……
「ほんと、ウサギみたい。……ほら、ちゃんと目開けて」
「ンッ、んっ……んっ」
「目も潤んで、赤いし……」
ため息混じりにそう漏らす、家康。胸の先端を念入りに愛撫して、口に含む翡翠色の瞳が少し赤い。目を細め私をたまに見上げてきて……
「堪んないだけど……」
欲に濡れたような目と声で、全身を犯してくる。
「こ、んなに固くして。……かわい」
耳で羞恥を煽るような台詞を言われ、指で二つの膨らみを弄ばれ、激しく私は身体を捩る。そうしている間に、ワンピースはいつの間にか脱げて、家康はソファから降りると……
本物の執事みたいに、その場に屈む。
私の片脚を持ち上げて、口に咥えながら、ワンピースを脱がして床に落とした。
そのまま脚を肩に軽く乗せ、太腿に啄ばむようなキス。それが擽ったくて、思わず口から手袋を落としてしまう。
「ひゃ……くす、ぐったい…」
「ほら、ちゃんと咥えてて」
「で、も……これだと家康と喋れない…」
「喋る余裕なんてあるの?」
そ、それは///言葉を濁すと、家康は「なら、ちょっと待って」ソファの手摺に置いてあった小さなリモコンで、何かを操作すると……
部屋にゆったり流れていたクラッシックの音が大きくなる。
耳を塞ぎたくなるぐらい、大音量な訳ではないけど……ショッピングセンターの中にいるみたいな感覚。それぐらいの音量。
「コレなら大丈夫。……でも、俺が……我慢出来なくなったら、知らないよ」
家康は悪戯っぽくそう言って、触れるだけのキスをする。もう、本気なのか冗談なのか分からないけど……
ちゃんと今日だけ「健全」を、守ろうとしてくれてるのは、伝わったかな。
でも、辛くないのかな?
ふと、そう思った時。
「あ……。まだ、リボンあった」
その言葉に、私はハッとして素早く反応。自分が今日、着けてる下着を思い出した。