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恋愛診察2

第9章 12月


何がどうなったのか理解できず、ぐるぐるの私に、和也君はまた笑った。

「クリーム付いてましたよ?」
「あ・・・そうですか」
「Kパターンで取ったの」
「なるほど」

さすがKパターン。


「じゃあ、和也君も選んでください。AパターンかKパターン」
「私も?」

それから自分の口の横を確かめて、何も付いていないと確認した。

「なんでよ」
「いいから」

Aパターンで!
Aパターンで!

「・・・Kパターン」
「あ・・・そーですかー」

このSめ!


もう、Aパターンの内容をKパターンに換えてやります!

あぁ、私大分酔っぱらってきてますね。



「和也君」
「ん?」
「口あーけて」
「ん」

すんなり開いたお口に、たっぷりクリームの付いたケーキを入れます。
もちろん口の横にはクリームが付いて

「!」

私が舌で取り返し。


















かなり酔っぱらってます(笑)


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