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恋愛診察2

第7章 10月


私の目には和也君しか写っていなかった。

こんなに綺麗なヴァンパイア見たことないです。
ずるいです。なんでもかっこいいんだもん。

「葵ちゃーん」
「は、はい!」

気づけば皆さんの視線が集まってて慌てて席についた。

「葵ちゃんは、魔女?」
「はい!」

かわいいフランケンさんに猫を持っていかれた。

「かわいいじゃん」
「うん!あ、元マネは翔さんとおそろ?」
「おそろってわけでは~」


かわいいって言われた!
櫻井君からの久しぶりの誉め言葉!
魔女でよかった。


チラッと和也君を見ると、目が合った。
ん?と子犬みたいに首を傾げるヴァンパイア。

その唇に、つい意識してしまう。
















だって、ヴァンパイアって
血を吸うんですよね?


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