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恋愛診察2

第3章 6月


「・・・・・・」
「・・・・・・」


どうしよう。

血の気がひいてく。



「マフラー」
「手袋」
「これから夏がやってくるよ?」
「バカなことしちゃった」

マフラーを握る手が震えてる。

こんなの和也君にプレゼントしたら、絶対
『こんなのいらないでしょ』
とか
『意味わかんないんだけど』
とか
『バカでしょ』

って言われる。


確かにバカですけど







和也君に嫌われるのはいやだ。








「私、和也君に嫌われる!」
「!葵ちゃん」
「それは考え過ぎだよ」

なんでこんなことしちゃったんだろ。

イヤだ。嫌われたくない。


「今から・・・」

松本さんが呟いた。

「今から作ろう!作り直そうよ」
「え?」
「ゲーム入れでもなんでも作るぞ!葵ちゃん」


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