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恋愛診察2

第3章 6月


耳に息をかけると、あおさんは小さくなる。
私にとっては
小さくなる=もっといじめたくなる

なんだけどね。


「和也君!」
「なーに?」
「ダメですよ」
「いや」

ソファに押し倒して、キスをする。
その時、幸せがどっとやってくる。

この反応が見たかったんですよね。
ほんと、癖になる・・・


「食べる」
「もうっ!」

そう言うとあおさんが小さな手で私の目を覆った。

何も見えない。

何企んでるの?


「なによ」
「いつも私ばっかり」
「どうしたの、急に」

それからあおさんはたちまち赤くなった。




よくわかんないけど、かわいい。

俺って、こんな人間だったんですね。
かわいいかわいいって、どんだけあおさんに惚れてんだ(笑)


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