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恋愛診察2

第3章 6月


「ただいま」
「おかえりなさい、和也君」

部屋に入ると慌てて何かを隠したあおさん。
なんか、わかってしまった気がする。

「もしかして、プレゼント?」
「・・・えー!なんでわかるんですか?」
「あ、当てちゃった?」

目を丸くしてびっくりしてから
しょんぼりする。

そんなの、ずるいですよ。

かわいいじゃん。

「何くれるの?」
「言いません」
「教えてくださいよ」
「ダメです」

頑固なあおさん。

仕方ない。お楽しみにしときましょ。

「楽しみにしておきますよ」
「・・・はい」


プレゼント。
私的には、貴女が欲しいけどな~


「あ、夜ご飯何にします?」

立ち直ったあおさんが上目使いで聞いてくる。
悪戯したくなるんですよね~


「貴女が欲しい」







赤くなった。


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