第10章 1月
一月七日。
ついに私なりのお正月がやってきました!
今日も我が家でご飯。
嵐さんと、知恵ちゃんと・・・・・・加藤さん!?
そう。
なぜかあの、紅白歌合戦の紅組司会者、
女優さんの加藤紗江さんがおられます。
「本物だー」
「初めまして、加藤です」
「知ってますーー!」
「ありがとうございます」
クスリと笑った姿も素敵です!
本物の加藤紗江さんが目の前に!
「あお、わかってるの?」
「え?」
私と準備を手伝ってくれてる知恵ちゃんが
目を細めた。
「言っておくけど、嵐さんと知り合いってすごいのよ?一般人が」
「う、ん」
「おまけに夫婦なんて」
「そうだよね」
私たちを待ってる皆さん。
見てると、和也君と目があった。
ん?と可愛く首を傾げるその人との
毎日が当たり前に感じ始めてます。
「感謝します!知恵ちゃん」
「あのね~・・・うーん。まあいっか」