第7章 告白7 本能の赴くままに
お互いにぐったりと 肩で息をする
身体は怠いのに
精神はMAXに興奮したまま
こんなの初めてかもしれない
この先に進めば
確実に あなたのナカを感じられる
だけど正直 進み方が不確かだ
あなたに負担をかけるのは目に見えてる
智「…めちゃくちゃ気持ちよかった…」
翔「俺も…」
智「ベッド 汚しちゃったな…」
翔「そこ気にする…?シーツ替えれば寝られるよ 大丈夫…」
背中を優しくトントンと叩かれて
まるで母親が
小さい子供を寝かすような
心地いい疲労感が襲ってくる
智「寝れそうか…?」
翔「興奮してそれどころじゃない… って言いたいけど このまま寝れそう…」
智「じゃあこのまま寝ちまえ …おいら翔くんの腕の中にいるから…」
翔「いなくならない…?」
そう聞けば
フッと優しく微笑んで
智「やっと翔くんの腕に包まれてんだ おいらだってこのままでいたい…」
ああ もう
なんでそういうこと言うんだろう
あなたが堪らなくいとおしいよ