第3章 告白3 夢か 現実か
マ「ホントにすいません 大野さん」
智「別にいーって みんな来るまで寝てっから(笑)」
マネージャーの勘違いで
2時間も早く 局についてしまった
まだ おいらたちの楽屋も用意されてない
どうすっかな
局の食堂で昼寝すっかな
なんて 思ってたら
不意にメールが届く
翔くん?
『マネージャーから連絡きたよ まだ楽屋準備出来てないんでしょう?
俺今収録中だから 俺の楽屋使ってて』
この局で個人のレギュラーを2本持つ翔くん
今日はここでの収録のあと
おいらたちと収録なのか
翔くんの楽屋だったら
寝てたら起こしてもらえるし いいか
『ありがと 遠慮なく使わせてもらう』
『どうぞどうぞ(笑) 場所わかるよね?
収録終わったら俺も戻るから』
ケータイをポケットにしまい
エレベーターに乗って
翔くんの楽屋に向かう
智「おじゃましまーす」
誰もいないのは わかってるけど
一応 声をかけて 部屋に入る
いつ翔くんが使ってる 和室
けっこう広いな