第18章 告白18 5色の虹
国民的アイドルと言われながら
そのメンバー同士で 同性同士で付き合ってて
軽蔑されても 何もおかしくない
その俺達を 赦してくれて
認めてくれて
その先の未来も 考えてくれる
みんなの優しさに ただひたすら 涙が溢れる
智「ばっかじゃねぇの…みんな…おいらと翔くんの子供って…」
ニ「まぁ デキ婚は困りますからね まずは入籍会見でもしてもらって」
相「ね どっちの苗字になるの? やっぱりここは櫻井のほうになるのかな」
潤「翔くんが旦那だしね」
翔「…俺が大野になるよ」
智「翔くん?」
もし そんな未来がくるなら
俺は あなたの苗字を重ねたい
俺が 尊敬する いとしい あなたの苗字に
智「なに言ってんだ 翔くん…」
翔「覚えておいて…もし そういう未来が来たなら俺が大野になるから…」
来るといいな そんな未来が
潤「じゃあ 俺達 保証人ね」
ニ「3人で?」
相「3人で!」
智「ふふ… 3人もいらねぇよ」
泣きながら 照れくさそうに微笑むあなたが
この上無く 綺麗で
5人で 歩いていく未来に
俺が 大野翔 になって
あなたと生涯共にいる事が赦されて
俺達の遺伝子を持った 子供が生まれて
みんなで 育てる
そんな未来があったら どんなに良いだろう