第18章 告白18　5色の虹

胸騒ぎがした

仕事をしていても　どこか落ち着かなくて
何度もミスをした

撮影は押しまくり
色々な人に迷惑をかけ

やっと終わって　すぐ大野さんに連絡を入れた

翔くんは落ち着いた？
大野さん　甘やかされてばっかりじゃなくてたまには甘やかしてあげなよ

なんて　他愛ない会話が出来ると思ってた

でも　大野さんと話す事は出来なくて

無機質に　留守電に切り替わる

普通なら　なんて事はないのに
繋がらない事に　焦ってる自分がいる

どうして出ないの
風呂にでも入ってるのかな
それとも　疲れて寝ちゃってる？

違う
そのどれもが俺の中で当てはまらない

着信音が　不意に鳴る
大野さん？

見ると　ニノから

ニ『お疲れ様です　潤くん』
潤『はいよ　お疲れ様　どした？』
ニ『相葉さんと一緒なんですけど何だか落ち着かなくて…おじさん達に連絡とかしました？』
潤『うん　俺もなんか胸騒ぎがして…電話しても出ないんだ』
ニ『私もです　相葉さんも嫌な感じがするって…あの2人が何もなきゃいいんですけど…』

3人とも　ってなると
ますます胸騒ぎがする

潤「…マンションに行ってみよう｣
ニ『そうですね　顔を見れば安心出来ますし』