第2章 告白2 観察と理解
2人の想いは
世間では受け入れられない
偏見の目で見られることに値する
いわゆる 『同性愛』
俺たちも 偏見がない訳じゃない
でも
2人は 違うんだ 同性愛じゃない
同性じゃないと 愛せないって訳じゃない
ただ
好きになった人が 同性だっただけ
それだけなんだ
ずっと一緒にいる 俺たちには
それが おかしい とか
気持ち悪い とか 少しも思わなかった
むしろ
ああ やっぱりそうなんだ と
自然に 本当に自然に
自分の中で 受け入れらけた
それは
2人が どれだけお互いを支えあってきたか
そうやって どれだけの時間を過ごしてきたか
見てきた俺たちにとって
当然のこと だったんだ
それなのに
もし 自分たちが一緒になったとして
それが世間に知られたら
『嵐』が偏見を持たれる
それがあるから あの2人は