第15章 告白15 知能犯
楽屋を出ていく 翔さん
その後ろ姿を ずっと見つめるおじさん
ニ「おじさん 大丈夫ですか?」
智「ん 大丈夫」
記事が出た当日は
みんな本当に訳がわからなくて
当然 事務所に乗り込んで詳細を確認しようとした
事務所は「写真も撮られてて押さえられなかった」と
暫くして おじさんが言ったんだ
何か やらなくちゃいけない事があるらしい
それが終わったら 説明してくれる と
それを信じて 待つ と
そう言うおじさんの瞳は
迷いはなく
翔さんを信じる 強い瞳で
私達も 信じて待とう そう 思った
さっきだってそうだ
あの2人のこころは 離れてなんかいない
こんな状況なのに お互いを信じてる
智「翔くんは頭が良いから おいらの考えのつかない事やってるんだ きっと」
潤「計画の鬼だしね」
相「知能犯のやる事はチミツすぎてわかんないからね!」
ニ「相葉さん 緻密がカタカナですよ」
智「はははっ」
そう 翔さんは知能犯
いつでも 緻密に計算して動いてる
打算は 一切無い
信じてますよ 翔さん
何があっても 私達は一緒ですからね