第14章 告白14 思い出の場所
ニ「あれには驚かされましたねぇ…」
打ち上げの席でニノがぽそっと呟く
翔くんは夜会の収録で 部屋にいるって
しょんぼりしてた大野さんも
アルコールが入って 楽しそうにしてる
潤「普通だったら俺達も一緒にハグして泣きあったって良かったのに …出来なかった」
ニ「私も動けなかった あの人達にしかわかり合えない何かがそこにあるような気がして…」
潤「うん…」
相「だからお互い惹かれたんじゃないかなぁ」
はい 2人ともビール って
ジョッキをトンと置いて 相葉くんが言った
相「それがわかってるから俺達もそれが自然なカタチだって思った そして今に至る」
潤「相葉くん…」
相「あの2人の事はあの2人にしかわからないよ そこに俺達が入り込む隙は無い 寂しいけどね」
スタッフとじゃれてる大野さんを見ながら
ちょっとだけ 寂しそうに微笑む
潤「俺とニノがいるよ 相葉くん」
ニ「正確にはみんないるんですけどね あの2人は少し上をいっちゃってるので」
相「うん!そうだね! よっし 飲むぞ2人とも!!」
ニ潤「挑むところだ!!」
ホントにみんな仲が良いね なんて
スタッフに笑われながら
楽しい打ち上げになった