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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


呆気に取られる俺…

でも取り敢えず今すぐにでも下腹部に溜まった熱を吐き出したい。

俺は咄嗟に潤の胸に着いていた手を中心へと伸ばした。

でも…

「だーめ。触らせないよ?」

ニヤリの不敵な笑みを浮かべて、潤が俺の両手を掴む。

指をしっかり絡めて、解けない様に…

「な、なあ…、離してっ…」

触りたい…
擦りたいし、なんなら潤に触って貰いたい。

なのに、潤の奴!

これじゃあイケねぇじゃんかよ…

「どうしたの? 腰、止まってるよ?」

ブルブル震える妙ちくりんな玩具を後ろに突っ込んだまま、潤が身体を起こし、俺を抱え込む。

「んぁっ…、あっ…? あっ…、あ、あ、あ、あぁっ…」

体制が変わったせいで、俺の中で潤の中心が俺の一番弱い場所を掠める。

「ちょ…っ…、だめだって…、イクッ…、イカせてくれって…」

半分涙目になって懇願する俺を、潤はクスクス肩を揺らしながら見上げる。

でもその顔に余裕なんて全然なくて…

「一緒にイコ…?」

そう言った潤の目は、俺以上に涙目になってる。

それもそうか…、俺に比べて潤は前も後ろも…なんだもんな?

アッチもコッチもなんて…、そりゃ涙目にもなるか…

…とは言っても、擦ることも、触ることも出来ないのに、どうやって…、って、まさか…?

「無理っ…、出来ない…からっ…」

大体俺は潤みたいに、コッチ側には慣れてないから…
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