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99.9%のDNA【気象系BL】

第8章 秘密…


でもさ…

“でも”、なんだよ…

確かにさ、ローションが与えてくれる疼きは、なんとも言えない感覚にもなるし、それこそ欲情だって煽る。

それから、この妙ちくりんな格好の玩具にしたって、だ。

構造上なのかどうかは知らないが、しっかりと的確にポイントを突いてくるから、挿れられることに慣れてない俺だって、ちゃんと快感は得られてる…と思う。

でもさ、やっぱり…

「な、なあ…、こんな玩具じゃなくて…、潤が欲し…い…」

特別な日だからこそ、特別熱く…それから甘く抱いて欲しい。

「か…ず…? ほんと…に…? ほんとに…いいの…?」

繋がったままの身体を起こし、俺の顔色を伺う。

「いいから…、来いよ…」

俺は身体を少しずらし、妙ちくりんな玩具を中から抜き取ると、ピンと勃った潤の中心を握り込んだ。

上下に扱いてやると、面白いくらいに先っぽから蜜が溢れてくる。

「すげ…、ギンギンじゃんか…」

「当たり前でしょ? だって目の前に、超絶可愛い和がいるんだよ?」

か、可愛い…って…

「お、俺…か、か?」

「うん。すっごく可愛い♡」

潤の手が伸びて、俺のほっぺたをスルッと撫でる。

たったそれだけのことなのに、背中がブルッと震えて、ついでに空っぽになった中がウネる。

俺は潤の上に跨ると、ピンと反り勃った中心に向かって腰を落とした。
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