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【A3!】短編集

第11章 男として/瑠璃川幸/甘




『わぁ〜!可愛い!』

幸「にはこっちも似合う」

『ホント?』

幸とは洋服の買い物に来ていた

『幸くん!これ幸くんに似合いそう!』

幸「これはかな」

お互いに可愛い服やアクセサリーなどを買って寮に帰る


『楽しかったね!』

幸「うん。に似合う服もあったしね」

『幸くんに似合う服もあったよ!』

幸「あははっ、似た物同士なんだけど」

『た、確かに……』

幸「あ、そうだ。、あとで部屋来て。衣装の採寸するから」

『わかった!』


は食後に幸の部屋へ


コンコンッ


幸「いらっしゃい」

『お邪魔しまーす!』

幸「そこ座ってて」

『はーい…天馬くんはいないの?』

幸「ポンコツ役者はネオヤンキーに捕まってゲームさせられてる」

『そうなんだ。万里くんに捕まったら逃げられないね』

幸「そーそー、うるさいのいなくて助かる。はい、立って」

『はーい』

幸「腕上げて」

『はーい』

幸「(…ちょっとは意識してよね…)」

『幸くん?』

幸「あ、ごめん。ぼーっとしてた」

『ねぇねぇ、今から衣装調整するの?』

幸「うん。はい、終わり。採寸はしたから今から調整だよ」

『見ててもいい?』

幸「いいけど…つまんないんじゃない?」

『幸くんが衣装作ってる姿好きなんだ』

幸「すっ…//好きにすれば…///」

『うん!』

はソファに座って幸の作業を眺めていた

幸「…楽しいの?」

『うん!』

幸「…………」

『(あ…晩ごはん食べた後だから何か眠くなってきた……)』

眠気が襲ってきてソファに横になった

幸「…?」

『スー……スー……』

幸「寝てるし……」

幸は手を止めてを見つめた

幸「…オレも男なんだけど」

の頬に触れ、髪にキスをした

幸「油断しすぎなんじゃないの…」




男として

(スー……スー……)
(起きないと…襲っちゃうよ、)


END
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