rain of conflict【黒バス/ナッシュ】
第1章 rain of conflict
「、・・・っむ・・・ん、・・・んんッ」
「ビショビショだな・・・・フッ・・、あー・・・垂れてやがる」
「!・・・・っ・・・むぐ・・ッ・・・・ン・・」
「おい・・・あんなカオ、万が一でも外で・・他の奴に見せるなよ・・・?さらしていいのは、オレの前でだけだ・・・いいな、名無し。・・・んっ・・」
「!!ン・・・っ」
咥えさせられたトップスは、別に両手を拘束されていたわけではないのだ・・・よって自ら引き抜くことは簡単だった。
けれど名無しは、それが出来ないままだった。
まるでナッシュの言葉は絶対と自ら肯定せんばかりに、まんまと遵守している事実だけがそこに残る。
これでは、家畜でもないのに「もういい」と言われるまで咥え続ける動物と変わらないかもしれない。
彼の命令を受け入れる身体と心ができあがっていることそのものが、名無しは心底恐ろしかった。
「・・・・っ・・」
ユニホームを咥え、あり余る裾はずっと、ぎゅっと握り締める。
一度開かされた足は、ナッシュが飽きるまで閉じられそうもない。
名無しはシャワーをまだ浴びてはおらず、その身体は簡易に事後処理を済ませただけだった。
が、そんなことには構わず、彼は名無しの陰部に当然の様に舌を伸ばした。
その場で囁かれ、唇が動く度にそれが敏感な部位に触れ、そんな些細なことひとつにさえ感じてしまうことがどれほど恥ずかしいか・・・。
ナッシュがどんな顔をしてその言葉を告げたのか、名無しには見えず分からなかったけれど、それでも彼女に過ぎったのは、不覚にも触れられて嬉しいという至極淫らな気持ちだった。
たとえこれらの感情が大いに矛盾で溢れ、欲望淀み渦巻いていようとも。
名無しがその瞬間求めたのは、目先に見える絶頂だった。