TM NETWORK・Dragon the Festival
第5章 魔性の森
ハヤト達は魔性の森を歩いていた。
「魔性の森って頭がボーっとする~」
アキが呟いた。
ユーリが空を見上げると白い鳥が飛んでいた。
「おいで」
ユーリが言うと、白い鳥はユーリの肩にとまった。
「いい子だね」
ユーリは鳥を肩に載せながら撫でていた。その様子を見たハヤトがコウに聞いた。
「あいつ、動物と話せるのか?」
「ああ、そうらしい」
「あいつ、変わってるな・・・」
アルフレッドはぼんやりとユーリを見つめて呟いた。
「アル、あいつ、男だぞ」
「そんなこと分かってる」
アルフレッドは少しムッとした。
アルフレッドがユーリを見つめてたのは魔性の森の影響か・・・。
戦闘ではハヤトは剣術、アルフレッドは弓矢、コウは拳法、ユーリは防御系と回復系の魔法、アキは攻撃系の魔法を主に使った。
でも大体リョウが一撃で倒していたので、みんなあまり体力を使わずに進む事ができた。
しばらくして一行は川に到着した。