第3章 身の危険 ☆
「んんっ…!」
三日月さんの綺麗で長い指が私のなかに入ってくるのがわかった。
初めての感覚に指にぎゅっと絡みつく。
ゆっくりと指の出し入れが開始されるとよくわからない感情と変な感じに私は動揺するが
快楽とも言えるものが身体中を走り抜けた。
それがたまらなく気持ちがいい。
「んんぅ……」
長く綺麗な指が奥深くまで到達し、その気持ち良さに腰が揺れてしまう。
三日月「いやらしいな……腰が揺れているぞ」
耳元で囁かれる言葉。
気持ち良さと熱さでぼーっとしていた私は何も考えられずにいた。
すると指が追加されて二本の指がなかで暴れると良いところに何度も擦れて私はたまらずその場で限界を迎えてしまった。
小狐丸「そろそろ頃合いですね。ではぬしさま力を抜いて……」
?「君達……何を、しているんだい……?」
三日月「すきんしっぷとやらをしていてな」
ぼーっとする頭では何も考えられずにいたが、少し怒気を含んだ声が聞こえてなんだろう、と気にはなったが今はそんなことよりも心身共に疲れていた私はそのまま目を閉じて現実逃避をすることにした。