第13章 甘い香り ☆
三日月「せっかくだ、試したいことがある。主、後ろを向いて壁に手をついてくれるか?」
「後ろ、ですか……」
壁の方を向くと、とりあえず言われた通りに壁に両手を合わせてみる。
腕をあげたからか羽織っていた服が落ちて肌が露になるとすぐに拾おうとしたがそれを手で制されてしまう。
三日月「そのまま動かずに……脚を閉じて股に力を入れてもらえるか?」
よくわからないが、脚を閉じて……股に……ん?
背後で三日月さんが密着してくるのがわかったところでショーツを下ろされていくことに驚いた。
「み、三日月さんショーっ……何で脱がせるんですか!」
三日月「邪魔だと思ってな」
声は優しいが、全然理由が理解できない。
なんで邪魔なの、なんで脱がすの!
あわあわとしていると股の間になにか温かいものを感じた……ま、まさか
「んぁッ…ッ…んんっ!」
三日月「んッ…」
ゆっくりと腰を動かされればショーツを脱がされているために直に性器同士が擦れて変な感じがした。
これ、結構危ないんじゃ……。
「や、ぁッ…ッ…ンンッ…」
三日月「主は敏感に反応をするな……見ているだけでも高まるものがあるぞ」
どくん、どくんと苦しいくらいに鼓動が大きく高鳴っているがこれさえ抑えられればっ……
だけども、何度も擦られていると声のほうが抑えられそうになく苦しくて自然と瞳が潤んでしまう。