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Misanthropy Syndrome
第5章 繋がる線。
「淳!!!!!!」
美空さんの声に私は目を開けた。
殴られたのは
美空さんをかばったあっくんだった。
「…っち」
吉原さんは舌打ちをすると
どこかへと走って行った。
私は追いかけようとした
が、
手を掴まれた。
「もう、いいから…誰か呼んできて。」
美空さんだった。
私はすぐに看護婦さんを呼び、
あっくんを運んでもらった。
何がなんだかわからないまま
結局私は慶介に会えないまま
病院から帰された。
頭が混乱して
おかしくなりそうだった。
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