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Misanthropy Syndrome
第2章 きっかけ。
部屋に入り鍵を閉めると一気に脱力してしまい膝から崩れ落ちた。
3時間前から慶介はあそこに…?
なんのために?
どうしてわざわざほんのちょっとって嘘をついたの?
なんだかすごく怖くなってしまった。
…あれ?
私
慶介に部屋番号教えたっけ…?
心臓が一気に速くなり、
サーっと血の気が引いていくのがわかった。
いや、でもきっと由香里に聞いたんだ。
そうに違いない…。
私はそう言い聞かせて自分を落ち着かせた。
私はなんだか怖くなりすぐに幼馴染の遼平に連絡をした。
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