第14章 クロ猫彼氏とボク
「相変わらず、いやらしい顔ですね……」
「ぃゃ……」
表情を隠すように下を向くが
顎をクイッと持ち上げれば
素直にこちらを向いてくれる。
「ヒカリさん、綺麗です」
「そんな事、ない……」
恥ずかしいのか、頬を赤らめ
視線を逸らす彼女に再びキスをする。
「んっ、ゃっ……ん……」
潤んだ瞳が僕の欲求を煽る。
「黒尾さんとは、この先も、した事ありますよね……?」
「……知らない……」
「まぁいいです……勝手にヤラせて貰います」
ヒカリさんの背中を壁に預け
Tシャツを捲りあげる。
ヒカリさんは裾を抑えて抵抗するが
手首をまとめ頭上で抑えてしまえば
なんの抵抗もなく
下着と形の良い胸が姿を現す。
「綺麗です」
「…………」
空いた方の手で背部のホックを外し
肩紐をずらせば、ピンク色した乳首が
恥ずかしそうに主張している。
「可愛い乳首ですね、こんなに立たせて……やっぱり興奮してるんですね?」
「やだ……見ないで……」
恥ずかしそうに身をよじるが
両手を塞がれているので隠しようのない胸が
ただただ、ぷるんと揺れるだけ。