第7章 女子マネージャーとワタシ
「んぅ……」
目を開けると
常夜灯の薄暗い灯りが部屋を包んでいる。
「おはよ……」
背後から鉄朗のくぐもった声。
振り返ると、うつ伏せの状態の鉄朗。
いつも、苦しくないのかな……?
「ごめん、また寝てた……」
「気持ちよくなって貰えて何よりだよ、んっ……」
こちらに向き直り
後頭部を抱き寄せられ
そのまま口付ける。
「今、何時だろ……」
枕元の目覚まし時計のライトを付けると
19時を過ぎたばかりだった。
「ご飯、どうする?」
「食ってく」
「はーい、簡単のでいい?」
「おぅ、悪ぃな♪」
再びキスをして
部屋に散らかった服を拾い
晩御飯の支度を始めた。