第2章 2
そしてそのまま髪の中に手を入れ首をそっと撫でるとピクッと反応する
目を見るとちょっと気持ち良さそうな。うっとりした顔になるのでフッ。と思わず笑いながらキスした。
もうされるのがわかってたのか顔を上げて素直に受け入れてくれ、両腕を俺の肩に回し少しギュッとしてくる
できるだけ離さないようにキスすると鼻呼吸だけじゃ苦しくなったのか、ふぅ、ぁぁ。と小さく吐息のような喘ぎ声を出すのでそっと離した
さっきの顔からさらにトロンとした目で。
明らかに誘ってるとしか思えない。
そっと服の上から胸に手を当てるとその手を両手でギュッと握られ制止させられた。
「あ、あの。……ここでですか?」
ソファでしたことなんてなくてちょっと恥ずかしそうに言う由梨
「そうだよね。…ここ明るいし。いつもベッドだしね。」
そう言うと、うんうん。と小さめに同調するのでニヤニヤ笑ってしまう。
こういうところなんだよね。由梨がいけないところ
俺の意地悪心を擽るには十分すぎる
両手で握られながらも優しめに手を動かし始めると、えっ?とびっくりしながらもちょっと感じ始める由梨
「本当に嫌だったら言ってね。」
唇にキスすると、凄い意地悪です。と抗議の目を向けるがそんなのはなんの効力にもならなくてクフフッ。と吹き出す
耳にキスしたり甘噛みをするとビクッと反応する
息遣いもだんだん荒くなってきて感じてくれてるのがわかって思わず笑みが溢れる
そしてゆっくり服を脱がし下着も外すと凄い恥ずかしそうに俺に抱きついてきた
「これなら見えないですよね?」
見えないようにする最終手段かのようにぎゅーっとくっついてそう言うので、えぇ。まぁ。はい。と笑いながら答えツツーッと背中からお尻まで撫でると、あ、はぁ。もうやだ。と絶対嫌じゃないような声を出す
そっと身体を支えながら倒し組み敷くと本当に恥ずかしいのか顔を覆っていた
耳は少し赤くて熱を帯びている
そっと触れると感じながらも、和さんの手。冷たくて気持ち良い。とうっとりする。
胸に顔を埋め舐めたりキスすると段々と息を上げ恥ずかしいどころじゃなくなってくる由梨