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2人の距離〜2nd〜

第19章 19





「でもこのままじゃお昼も逃しちゃいそうです」

「そうね。そしたら。適当にルームサービスまた頼んで。来るまでソファでいちゃいちゃでもしてましょーか」
ニヤニヤそんなことを言う和さん


いちゃいちゃワードに思わず日付が変わるギリギリまで勤しんでた行為を思い出して赤くなってしまう


「クフフっ……ほんと由梨は。何を思い出しちゃったの?」

スタスタ先を歩いていく和さんに着いていき

ソファに座って手を広げるので向かい合わせになる様に座る



そうすると

ガウンのボタンを全て外されて



胸の尖端をコロコロ転がされる


「んっ……和さん。まだご飯頼んでないです」

「フフッ。ちょっとだけ」




これ絶対ちょっとじゃ終わらないやつだ







案の定





それなりに弄ばれて




意識がふわふわしてる時にルームサービスを頼まれて



また来るまでたくさん弄られて




中途半端に終わらされて



「飯食おっか」

とか言われ






「……和さん。あ、あの」

裾を引っ張って見上げると



吹き出して



「クフフっ。…欲しくなっちゃった?」

素直に頷けるくらいには余裕なんてなくて




「和さん。お願いします」

「昨日はベッドじゃないとやだって言ってたのに」

ちょっと待ってね。と寝室にゴムを取りに行こうとするから






手を引っ張ってそれを止める



「……由梨?」








「………お願いです」


見つめると








何が言いたかったか直ぐに気がついたみたいで



「由梨?……




いーの。焦らなくて」

視線の高さを合わせて優しく頭を撫ぜてくれる和さん






でも


その手を取って両手で握った
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