第17章 17
ベッドに入るとひんやりしてて
早く和さん来ないかなって
ちょっとそわそわしてしまう
落ち着かせるように目を閉じ、ゆっくり呼吸をして
少し意識が遠のく頃に和さんが隣に潜り込んでくる気配がした
横を向いてぴったりくっつくと優しく抱きしめてくれて
「寝てた?」
「ちょっとだけ。でも寝たくなくて」
「フフッ。良かった。寝ないで欲しかったから」
そう言われた声色が少し低めで
もしかして
同じ気持ちなのかなって思って和さんを見上げると
そっとキスが降り注いで
何度も、何度も
だんだん濃厚になるにつれ
ゆっくり全身を弄られて
どんどん敏感になって
まだ触られてもないのに
ソコに集中してて
そうしたら和さんは、フッ。と笑いながら下着の中に手を入れて優しく撫ぜる
「ん、はぁ」
「あら、もうぐしゃぐしゃ」
きっとワザとそう言って私の羞恥心を煽ろうとしてる
でも
「だって……和さんとしたくて。和さんも同じ気持ちなら嬉しいなって」
「………由梨って。ほんと時々そういうところあるよね」
撫ぜてた手をピタッと止めてそう言った後起き上がり私を起き上がらせてゆっくり服を脱がした後和さん自身も全部脱ぎ始めた
「今日はじっくりね。触れなかった分堪能させて」
チュッとリップ音が鳴るように上半身全体にキスされて
そのまま胸の尖端をコロコロ転がされて
「んっ…あ、はぁ」
思わずキュッと和さんの髪の毛を掴んでしまう
するとヂューッと音を立てて吸われるからビクビクしてしまう
「きもちいい?」
見上げてそんな事聞かれて、はい。と答えるしかなくて
和さんは胸から唇を離してギュッと包むように抱きしめてくれる
「んーー。はぁ。久しぶりの由梨の匂い」
「フフッ。久しぶりの和さんの匂い」
同じことを言い返すと、ンフフ。と笑われる
そしてそのまま背中をいやらしくさわさわされて
思わず腰をくねらせてしまう