第12章 嫉妬。
研磨Side
「烏野に女子マネージャーはいるか否か‼俺は居ないにハーゲンダッツ!」
部員の一人、山本が、後輩相手にどうでもいいことを言いだした。
それに無視してゲームをしているところだったのに、巻き込まれる俺。
「おい!研磨はどっちだと思う!?」
「別に…どっちでもいい…。けど、ハーゲンダッツは食べたいから居ると思う。」
「なんだそりゃ。山本がハーゲンダッツ買ってくれるんだったら、俺も居るほうに賭けるかな。」
俺とクロは少なくとも一人いることは知ってる。
…だから、ハーゲンダッツゲット。
「でも、ちょっと楽しみだよね。烏野との試合。」
ちょっと、楽しみだよね。
また会えるの。