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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第2章 諜報機関へ



カーテンから光が差している
今は何時だ… 10時…
随分と寝てしまったが
明日から諜報機関に行くので問題はない

レンは隣でスヤスヤと寝ている
長いまつげに綺麗な肌…
かっこいいよりも美しいが似合う

自分も似てると分かってはいても
レンと同等に美しいなんて
そんなことは無い
レンはとても美しい…


私はレンの鼻にキスをした

〝ずっと大切にする… 絶対守りぬくから…〟

一緒に寝て私が先に起きた時は
いつもレンの鼻にキスをしていた

もちろん恋愛感情はない、兄に対してだ

レンは大切な人だ。
私の命を助けてくれた恩人でもあり
自分の家族の縁を切り、
私と共に茨の道を進む事を決めた

なぜ、ここまで尽くしてくれるか分からない…
ただ私にできる事は守る事…



2人で朝か昼か分からないご飯を食べた

テキトーに家の中を見て回った

家具が一式揃ってるなんて…

数年ぶりに、ゆったり過ごして大満足だ
909は大丈夫だろうか…

「明日は朝早いからね
もう寝よっか
ティナを襲ったら顎砕かれちゃうんだっけ?」


「本日はサービスデーで
絞め技もお付けしています」


「ハハハ、全く… かなわないなぁ…
じゃあね、おやすみ」


「おやすみ…」


こんなに平和に1日を過ごして寝るのはいつぶりか
909のときはこんな事無かった気がする…
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