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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第5章 可愛げのあるドジと海上オークション


「んっ…」


ここはどこだろう…
ずっと海の中にいると思っていた


見たことのない白い天井


「スー… スー…」


隣にはエリオットが
気持ちよさそうに寝ている
寝顔さえカッコイイな…


「…んっ、あっ…! ティナ!!
起きたんですね!良かったです〜!!」


エリオットが抱きついてくる
温かい…


「あわわっ、すみません… 嬉しくて…!」


慌てて私から離れるエリオット


「ここはlexxの医療再生班です〜!
診てもらったので大丈夫なはずです〜!
あと…、その… レンから聞きました…
ティナがカプセルに監禁されてたって…
ごめんなさい僕…」


「エリオットは悪くないですよ
寧ろ助けてくれたんですよね…?
ありがとうございます」


エリオットは心配そうに私を見つめるも
少し微笑んだ


「海に沈んでから
ホールさんがヘリで救出してくれて
すぐにlexxに向って
医療再生班に連れてってからは
お見舞いにオリヴァーもフィルも
後、レンも来てましたよ

少し前にみんな戻りましたけどね…
僕は心配で…
1人でずっとここに残ってました…」


「すみません… 迷惑かけちゃって」


「ティナが無事ならいいんですよ〜!
…元気になってからで構わないので
いつかティナの国の事教えてくださいね〜?」


…そうだ
いつか話さなければならない私の全てを
女であることも

少し怖いな… ねぇ…
レンは後悔してないかなぁ…?





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【profile】

名前:エリオット (Elliott)
性別:男
年齢:22
身長:174cm
特徴:茶髪に緑色の瞳
現部署:調査偵察班 成績)優良
得意:観察眼
備考:
ティナが来る一年前に入ってきた
lexxに入る前はバーで働き
店に訪れたクロス総司令官にスカウトされる
ドジな所が多々あるが愛嬌で許してしまう
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