第7章 《裏》色仕掛け【神威】(銀魂)
「神威さん…。」
神威「何してたの?。」
「こ、これは……。」
神威「ま、続きは俺の部屋でネ?」
そう言って私は一瞬で神威さんの部屋に通され、
ベッドに投げ飛ばされた。
神威「じゃあ、まず何やってたの??」
神威さんは笑顔だが、目の奥は笑っちゃいない。
「っ………。」
神威「じゃあ、誰かと浮気??」
神威さんは私の肩に指を食い込ませた。
「違います!!浮気なんかしてません!!
私が好きなのは、神威さんだけです!!」
神威「へぇ、良いこと聞けた。
じゃあさ、何であんな格好だったの?」
「ぁぅ…。そ、そのぉ、敵に、囲まれて、身動き、とりづらくて、い、
色仕掛けを…しま…した…。」
神威「…………」
神威さんはニコニコの笑顔を張り付けていたが、
雰囲気で怒っていることが分かった。
「っご、ごめん…な…さい」
私は怖くてぎゅっと瞼を閉じた。