第7章 《裏》色仕掛け【神威】(銀魂)
裾を破り過ぎたせいか、
下着が風に吹かれて見えそうだ。
だけど、こっちの敵は片付いたし、
大丈夫だろう。
少し歩くと、
私たちの船が見えた。
船内に入ると、
団員がみんな私の服を見て驚く。
こんな格好じゃ皆さんも引いてしまいますよね。
私は、急いで部屋に戻るために廊下を渡った。
阿伏兎「お、……って、どうした?!」
「あの、事情がありまして……。」
阿伏兎「そんな格好じゃ、野郎も気が気じゃねぇ。早く着替えとけ。」
「ありがとうございます!」
私は阿伏兎さんと別れた。
その時。
神威「ねぇ、なにその格好。」
何段か下がったその声は、怒り。
顔も怒りに満ちていた神威さんが、
私の前にたっていた。