第1章 《裏》お前なら【ロンクー】(ファイアーエムブレム)
「ロンクー、ロンクー?」
私は、ロンクーの天幕の中に入り、彼を起こした。
ロンクー「む…。」
「おはよう、ロンクー。」
ロンクー「あぁ…」
ロンクーはむくりと体を起こすと、
私達は食堂へと向かった。
クロム「すまない、。起こしに行かせてしまって。」
「いえ、平気です!」
ロンクーは、私以外の女性が近づくと…。
リズ「ロンクー!!おはよーっ!!」
ロンクー「…!!女は、近付くな!」
リズ「やっぱり、以外の人はダメなんだね…。」
リズはしょぼんとして、フレデリクさんの方に行ってしまった。
「ロンクー、大丈夫?」
ロンクーの顔は青ざめていた。
なぜロンクーが女嫌いなのかと言うと、昔いろいろあって、仲良しの女の子を死なせてしまったようで。
それから、女が苦手になったのだ。
え?私?
私は、ロンクーと生まれた時から一緒だから大丈夫らしい。
ロンクー「…。」
「ん?」
ロンクー「稽古に行くぞ。」
「あ、はーい!」
私たちは稽古場に向かった。