• テキストサイズ

文スト【白雪姫と黒雪姫】

第13章 或る爆弾





ー朝


「ふぁ……」

僕は、目を覚ます。

そして辺りを見渡せる。

「ここ、どこだ……」

孤児院の起床喇叭は?
早朝点呼は?

「あ!敦くん起きたんだね!」

と台所から孤児院にいなかったはずの白雪さんが出てきた。

「白雪さん!?なんで!?」

「あれ?昨日記憶刷り込ませたはずなのにな〜?おかしいな。」

と白雪さんが頭を傾ける。

とその時


ピピピピピピピッ

!?うわわ鳴った!!


畳の上にある変なものが鳴り出す。

僕はそれを開ける。

ぼ、釦どれ!?

僕が焦っていると白雪さんが、一つの釦を押す。


すると、耳に当ててと小さな声で白雪さんが云う。

僕は、その通りにすると

「は、はい?」

僕は、相手の声で誰だかわかった。





/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp