第8章 心配
「どうしましたか?中原さん?」
「早速、間違えたな。」
まあ、普通じゃないですか?
私だって人間ですし。
「中原さん、一生名前で呼びませんよ?」
「すみませんでした。ちゃんと呼んでください。」
上下が逆になってるし。
もう少し遊ぶか?
「分かりましたね?」
「分かりました。」
「ならよろしい。」
私は、ぬふふーんを勝った気になっていた。
そんなことをしているうちに、私たちは横浜のデパートについた。
「うわー、本当人多いですね。」
「まあ、休日だからな。」
私は、中原さんの背を追いかけながらデパートを歩いていた。
その時
ドーン💥
と何かが爆発する音がした。
誰かが怪我をしたようだ。
「面倒なことになったな。」
「そのようです。」
私たちは、怪我をした人の方に歩いていく。