• テキストサイズ

文スト【白雪姫と黒雪姫】

第27章 私の双子の妹





「はい。
一人目から
「姿を消す小人」、

「記憶を消す小人」、

「応急処置をする小人」、

「情報を教えてくれる小人」、

「移動をする小人」、

「記憶を刷り込ませる小人」、

「糸を縫う小人」

なんです。」

与謝野さんはびっくりした顔で

「お、多いね。全てをまとめて『七人ノ小人』かい?」

私は、横に首を振る。


「いえ、残りに『最期ノ口付ケ』をする白雪姫がいるんです。」

「合計で、八人かい?」

「そうですね。八人です。だけど、八人目は私一人じゃ使えないんです。」

私は、下に目を向ける。

「理由は、暴走かい?」

与謝野さんはやっぱり凄い人だ。

「はい。なので、太宰さんがいないと私力を使い終わるまで全てを壊してしまうんです。」

私は、苦笑する。


/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp