第26章 私の双子の姉
「なんでですか!!?」
せっかく白雪が見つかったのに!!
「駄目だ。白雪は、もうポートマフィアにとって、敵になったからな。」
え?
「なんで……?」
嘘でしょ?
白雪は、私のたった一人の姉なのに……。
「白雪と青鯖は、任務中に此処から逃げた。その意味がわかるか?」
「……任務放棄そして失踪。それに今回のでマフィアに楯突く……普通ならもう殺されています……」
そうだ。
白雪は、もう私たちの敵なんだ。
私と対戦した。あの人虎を守るために……
「って云うわけだ。見つけ次第、本部に連れて行き殺せとの事だ。」
中也は、席を立つ。
「あと__」
「出て行ってください。」
もう。こうするしかないの?
「……」
「中也さんありがとうございます。だけど、しばらく一人にさせてください。」
「分かった。」
と言って中也は、部屋から出て行く。
一人になった私は呟いた。