第5章 いつでもどこでも
ぽとっと下着がベッドの横に落ちる
「やっと脱げたね」
大和は頬にキスをした
その唇を求めるように宇菜は唇を重ねると必死に舌を絡ませる
くちゃくちゃと音をさせて唾液が混ざっていた
熱いキスをし、大和の手は蜜壷を掻き回す
更に反対の手は胸を揉んでいた
全身が気持ち良くて宇菜はイってしまいそうになる
だが、早くご褒美が欲しかった
唇が離れると早くと言いながら宇菜はおねだりする
「や、大和くん…んっ…ご褒美…」
「あぁ、そうだね。じゃぁ今度は僕のズボンを脱がしてよ」
「…えっ、あっ…やぁん!」
「見ての通り僕の両手は塞がってる。宇菜ちゃんだって、僕の指を咥えたまま離してくれないでしょ?」
だから脱がして、と大和は笑った
与えられる刺激に酔いしれながら宇菜は困惑した
自分の下着ですら脱ぐのに苦労したのだ
それなのに…
「宇菜ちゃん、どうしたの?」
くちゃくちゃと音が増す
大和は宇菜の反応を嬉しそうに眺めていた