第5章 いつでもどこでも
ーーー……
ちゅぱっ…ちゅぱっ
宇菜の部屋に卑猥な音が響く
「ん…んんっ…」
ベッドの上、宇菜は口を押さえ必死に声を抑えていた
大和に胸の飾りを舐められ、宇菜は秘部が疼くのを感じる
しかし、声を出すのは躊躇われた
その理由は…
「宇菜ちゃん、前より声…抑えられるようになったね。んっ…ちゅっ…これならリビングには聞こえないよ」
そう、一階のリビングに明子がいるのだ
明子お気に入りのドラマが放送され始めてわずか十分
大和は美味しそうに胸を舐めていた
じっくりと、味わうような舌使いに宇菜はクラクラする
明子がいてもえっちする
そう決めてから一週間経っていた
そして、明子が家に居ようが毎日えっちを続けていた
声を抑えるのは辛く、ちょっぴりせつなくなる
それと同時に自分は喘ぐのも好きなんだと宇菜は気づいたのだが…
「や、大和くん…」
「なぁに?」
「し…下も触って…」