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君と紡ぐ100のお題
第2章 red
時々何か閃いたように
素早くタイピングしては
口に手を当てて、深く何かを考えたり。
翔くんが一緒にいる時に
仕事を持ち込むのは初めてだ。
だからこういう、作業をするような
仕事中の翔くんを見るのは初めてで。
「…(うん、翔くんって格好いいんだな)」
なんて彼バカなんだ。
幼なじみの間は
1度もそんな目で見たことなかったのに。
関係って、相手の見え方まで
変えてしまうんだと思った。
この珍しい姿を見れるなら
邪魔だけはしたくない。
なんて凄い下心。
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