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君と紡ぐ100のお題

第1章 blue








「た、ただいま!」


慌てて鍵を開けて、扉を開いた瞬間に
大声で叫ぶと
驚いた顔したきみが立っていて。



「お、おかえり…」
と呆れたように笑った。




なんだかきみに会いたかったのが
バレたみたいで恥ずかしくて。


「腹減ったから
 急いで帰って来た!」
なんて言い訳っぽく言ってみる。


そんなオイラに
ふふ、と優しく笑って
「ご飯、食べよっか」と
エプロンを外す仕草。




たったそれだけの、
普通のことにさえ
クリスマスという魔法のせいか
幸せを感じて胸が温かくなった。




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