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君と紡ぐ100のお題

第5章 purple






玄関を少し開けると彼がいた。




「……ま、まつもっさん、今何時だと…」



パジャマ姿で目を擦りながら、
まだ起きない頭の中から言葉を選ぶ。


「お土産」



と言って、少しだけ開いた扉に手を挟み
私を退けるようにして先に部屋へ入っていく。





付き合うことになって
わかったことがある。



松本くんはきっと
お土産を買うのが好きなんだ。












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