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君と紡ぐ100のお題

第1章 blue









「んあ~あったけえな」



そう言ってうんと伸びをした彼が、
ベランダのイスに座り、
上半身だけお家の中。


気持ちのいい小春日和で、
太陽が彼の布団になる。



「ネコみたい」

「…にゃー!」とふざけて笑う彼が可愛くて、
本当に30過ぎた大人なのかと疑ってしまう。



「ちゃんもこっちくる?」

と空いている隣をポンポンと叩く。


そんな誘い、断れるわけありません。




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